うしこくうぞう
丑虚空蔵
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 丑年生まれの次男は守り本尊の虚空蔵菩薩の加護を理由に、長男を退けて家を継ぐとされた俗信。
- 細部
- 二番目の男の子が丑年に生まれると、その子はウシコクウゾウと呼ばれ、本来家を継ぐはずの兄を押しのけて家督を相続すると信じられていた。これは丑年生まれの者を守る本尊が虚空蔵菩薩であるという言い伝えに基づくもので、生まれ年の干支と守り本尊の結びつきが、家督相続という現実の家族関係にまで影響を及ぼすと考えられていたことを示す事例である。
- 広まり方
- 1943年の『民間伝承』所収、渡辺行一「越後下田郷の生児名目」に記録がある。
- 地域
- 新潟県三条市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ