うし
牛
国内
場所・異界
- どんな話か
- 河原町の牛屋の牛が主人の夢に現れ、自分は寺の三代前の住職だと告げ、明後日の死後の弔いを頼んだ話。
- 細部
- 京都は河原町にあった牛屋での出来事である。ある夜、店の主人の夢の中に飼っている牛が現れ、人の言葉で語りかけてきた。牛が言うには、自分は明後日には死んでしまうので、亡くなったのちにはとある寺へ葬ってほしい、そして自分の正体は、その寺の三代前の住職なのだという。奇妙なことに、この同じ夢を見たのは主人だけではなく、牛屋の妻と、名指しされた当の寺の住職までもが見ていたということが、より一層この話を不思議なものにしている。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成』第二期の神谷養勇軒『新著聞集』に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ