さんまいのうろこ
三枚の鱗
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 安曇氏の祖を祀る社の氏子には、脇の下に鱗を持って生まれる者が必ずいるという。
- 細部
- 海人の系譜を引くとされる安曇氏の先祖を祀る神社があり、その氏子の中には、身体に鱗を備えて生まれてくる者が必ずいると語り伝えられている。鱗が現れる場所は脇の下だとされる。水と縁の深い一族が、水中の生き物の徴をその身に受け継ぐという理解であり、血筋の由緒を身体の印で証し立てる型の伝えである。海から遠い信州の内陸に、海人系氏族の記憶が残っている点も注目される。
- 広まり方
- 1992年の『高志路』に載った佐藤和彦の三枚の鱗に記録がある。
- 地域
- 長野県安曇野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ