うなぎぶち
鰻渕
国内
場所・異界
- どんな話か
- 高瀬町の社にあるオナギ渕は日照りでも涸れず、棲む鰻や蟹の色で天候を占ったという不思議な淵。
- 細部
- 高瀬町のある神社の境内には、オナギ渕と呼ばれる淵がある。どれほどの旱魃でも水が涸れることがなく、そこに棲む鰻の色を見れば天気が読めるとされ、黒い鰻が現れれば雨が近く、白い鰻なら日照りが続き、赤い蟹が這い出すと大風が吹くと言い伝えられてきた。一方でこの淵で水浴びをすると腹痛を起こすとも恐れられている。宮地区はもともと岩や石のない土地柄であるにもかかわらず、この淵にだけ大岩がいくつも転がっているのは合点がいかないと、古老たちは口をそろえて不思議がるという。
- 広まり方
- 2000年の『香川の民俗』掲載、丸山恵子による高瀬町での聞き書きが出典。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ