うまれかわり
生まれかわり
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 小鹿野町に伝わる話で、印をつけて葬られた死者が遠方の地で生まれかわり、その印を持つ者が墓の土を取りに来たという二つの言い伝え。
- 細部
- 小鹿野町には、死んだ者が遠く離れた土地で生まれかわるという話が二つ伝えられている。一つは、付け木を売り歩いていた小柄な男が亡くなった際、葬るときに背中へ目印をつけたところ、後に大阪で生まれかわったというもの。大阪の鴻池からその人物の縁の者が墓を訪れて土を取り、印を身体にこすりつけると印が消えたと語られる。もう一つは、飴を売っていた男が亡くなり、同じように印をつけて葬ったところ、東京の三越で生まれかわったという話で、こちらも生まれかわった先から墓の土を取りに人が来て、印を消していったと伝えられている。前者は明治45年頃の出来事とされる。
- 広まり方
- 事例はともに國學院大學民俗学研究会が1953年にまとめた『民俗採訪』埼玉県秩父郡倉尾村の記録による。
- 地域
- 埼玉県小鹿野町
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ