うまれかえり
生れ返り
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 貧しい家で病死した子の腕に母が焼印を押して来世を願うと、のちに同じ印を持つ子が別の村に生まれたという話。
- 細部
- ある貧しい家の子供が病気で命を落とした際、母親は死にゆく我が子に向かって、来世では裕福な家に生まれ変わっておいでと言い聞かせ、覚えとして左の腕に名を焼き印したという。それから長い年月が経ったころ、離れた村で生まれた子供の腕に、同じ形の焼き印そっくりの痣があると評判になった。人々はこれをかの子の生まれ変わりだと噂し、死者を送るときは思いをきちんと言葉にして引導を渡すことが大切だと語り伝えている。
- 広まり方
- 1944年の『民間伝承』所収、坂本敏雄「魂の行衛」に記されている。
- 地域
- 山梨県南アルプス市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ