うまのくび
馬の首
国内
場所・異界
- どんな話か
- ある大きな松の木には馬の首がぶら下がって見えることがあるという、種子島に伝わる木にまつわる怪異。
- 細部
- 種子島にはひときわ大きな松の木があり、その木には時おり馬の首が下がって見えるという言い伝えが残されている。なぜ馬の首がその松に現れるのか、由来を語る話は伝わっていないが、特定の木を指して怪異の起こる場所として語り継いできた点に、種子島の樹木にまつわる伝承の一端がうかがえる。同じ種子島には川や山に出る河童や狸にまつわる話が数多く記録されている中で、この話は特定の一本の木そのものが恐れられていた例として異彩を放っている。
- 広まり方
- 1960年の『種子島民俗』に掲載された園田敏雄の聞き書きに記録がある。
- 地域
- 鹿児島県南種子町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ