にいがたしのいしにかわるあかご
新潟市の石に変わる赤子
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 木橋で子を抱いた女に頼まれて赤子を抱くと女は消え、腕の中の子はしだいに重くなり石に変わっていたという話。
- 細部
- ある木橋を渡っていると、赤ん坊を抱いた女がふいに現れて、この子を少しの間抱いていてほしいと頼んでくることがあるという。恐る恐るその赤ん坊を受け取って抱いてやると、頼んできた女の姿はいつの間にかかき消えており、代わりに腕の中の子供だけがだんだんと重みを増していく。不審に思って抱いている赤ん坊をよくよく確かめてみると、それはいつしか温もりのない石に変わってしまっていたという。産女と呼ばれるこの女は、産の途中や産後に亡くなった者の霊とされることが多く、この話でも子を託そうとする姿がその性質をよく表している。
- 広まり方
- 『高志路』1939年掲載、中村克次「郷土の伝説(二)」に記録がある。
- 地域
- 新潟県新潟市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ