つづみがうらのちめいゆらい
鼓ヶ浦の地名由来
国内
場所・異界
- どんな話か
- 白衣観音が鼓に乗って流れ着いたことにちなみ、波音が鼓の音に似て聞こえる浜と伝わる。
- 細部
- 白子山の子安観音堂に安置された本尊・白衣観音像は、鼓に乗って鼓ヶ浦の浜へ漂着した。寺伝では、浦で不思議な鼓の音が聞こえ、漁師が網を下ろすと、鼓に乗った観音像が海中から上がったと語る。その後、浜に寄せて返す波音が鼓を打つ音のように聞こえるため、浦は鼓ヶ浦と呼ばれるようになった。寺の創建は天平勝宝年間、道證上人の開山、聖武天皇の勅による藤原不比等の建立と伝わる。佐堂光子「河芸郡の伝説」を収めた『民間伝承』(1940年)にも記録されている。
- 広まり方
- 1940年刊「民間伝承」所収、佐堂光子「河芸郡の伝説」に記録されている。
- 地域
- 三重県鈴鹿市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ