つるのゆ
鶴の湯
国内
場所・異界
- どんな話か
- 鶴が傷を癒やしていた湯を介抱したことから美女が訪れ、稲や粟の種と神書を残したといういわきの伝説。
- 細部
- いわき地方に伝わる湯の由来話。ある湯が湧く場所で、鶴が傷を癒やしているのを見つけた人が介抱してやったという。すると後日、美しい女がその湯を訪ねてきて、稲や粟の種、そして神書を置いていった。その湯は神が作り出したものであり、女はその地を開き、稲と粟を初めて撒いた存在だったと伝えられている。鶴への慈しみが、土地に稲作の恵みをもたらす結果につながったとする話である。
- 広まり方
- 1936年の『旅と伝説』所収、高木誠一・岩崎敏夫「磐城の水の伝説」に記録がある。
- 地域
- 福島県いわき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ