ふちゅうののうふにはえたひたいのつの
府中の農夫に生えた額の角
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 寛政4年、備後国芦田郡常村の80歳を過ぎた農夫の額に角が生え、翌年には落ちたという。
- 細部
- 備後国芦田郡常村、現在の府中市にあたる地域で、寛政4年に一人の農夫の額に角が生えるという出来事があった。この農夫はすでに80歳を超えた高齢であったという。生えた角がどのような大きさや形をしていたのかについての記録は残っていないが、翌年になると角は自然に落ちてしまい、元の姿に戻ったと伝えられている。人間の体に動物のような角が生じるという珍しい怪異譚として記録に残された一例である。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成第二期』所収、橘春暉「北窻瑣談」に記録がある。
- 地域
- 広島県府中市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ