つまじろしゃ
褄白社
国内
場所・異界
- どんな話か
- ツマジロ狸を祀る社で、失せ物や捨て物を探すときに願をかけると出てくると信じられた。
- 細部
- 褄白社は、ツマジロ狸と呼ばれる狸を神として祀った社だと伝えられている。人々がここへ願をかけるのは、たいてい物を失くしたときや、うっかり捨ててしまったものを取り戻したいときで、参れば出てくるという評判が立っていた。境内には赤い幟がおびただしく立ち並び、近隣だけでなく遠方からも願掛けに訪れる者があったという。狸を祀る社が、特定の御利益に特化して信仰を集めていた例である。
- 広まり方
- 1961年刊の『あゆみ―西條市加茂の民俗―』所収、森正史監修の集落と村制の章(俗信仰と伝説)に記録がある。
- 地域
- 愛媛県西条市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ