つぼみず
壺水
国内
場所・異界
- どんな話か
- 源義家が北上山御堂の清水を壺に汲んで埋めたところ、たちまち水が湧き出したという太田村の泉の由来譚。
- 細部
- 盛岡の西に位置する太田村は、天喜五年に安倍氏を討つため源義家(八幡太郎義家)が入った土地とされる。義家はこの地に八幡宮を祀って兵の士気を高めたと伝わり、その社の東南にある水田のそばには「靭の清水」と呼ばれる泉が湧いている。この泉は、義家が北上山御堂にある「弓弰清水」の水を壺に汲んで持ち帰り、この地に埋めたところ、たちまち湧き出したものだと語られている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、田中喜多美「岩手雑纂」に記録されている。
- 地域
- 岩手県盛岡市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ