とうげんごんげん
湯源権現
国内
場所・異界
- どんな話か
- 役行者の夢枕に立って温泉の在り処を告げたとされる神で、今も温泉の守護神として祀られる。
- 細部
- 田沢温泉の湯源権現社に祀られる祭神である。遠い昔、役の行者の夢枕に現れて湯の湧く場所を教えたと伝えられ、行者は湯を開くにあたって社を建て、この温泉の守り神として祀った。以来、湯が涸れかけるような危急のたびに救ってきたとされ、毎年八十八夜に祭礼が営まれている。温泉の起源を夢告に求める話であり、開湯伝説と現在も続く祭りとが一続きになっている点に、信仰の持続がよく表れている。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、地蔵や薬師や観音の伝説の項に細川修と松本清人が記録している。
- 地域
- 長野県青木村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ