とうばのかたちをしたいみだ
塔婆の形をした忌み田
国内
場所・異界
- どんな話か
- 供養塔婆の形に見える五枚続きの田を耕作すると、その家に病人や心を病む者が出るとされ、長く放置されていた。
- 細部
- 仏の供養に用いる塔婆を思わせる形で、五枚の田が続いて並んでいた。そこを耕した家には祟りが及び、病人が出たり、心を病む者が現れたりすると恐れられた。そのため耕作を引き受ける人はなく、田は手入れされないまま荒れていた。土浦市の話は、内田清司の「稲敷の病人田(忌地)伝説」として『茨城の民俗』1985年に記録されている。
- 広まり方
- 稲敷地方の忌み地に関する報告として、1985年刊行の民俗誌に土浦市の事例が収められている。
- 地域
- 茨城県土浦市
- 年代
- 不明(1980年代に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ