とたてずのしょうや
戸たてずの庄屋
国内
場所・異界
- どんな話か
- 盗人が敷居をまたぐと腰が抜けて動けなくなると伝わる庄屋屋敷で、敷居を削り持ち帰る者もいた。
- 細部
- マサキの蕨岡家は、戸たてずの庄屋と呼ばれてきた。戸締まりをする必要がないという意味で、盗みに入ろうとする者がこの家の敷居をまたいだ途端に腰が砕けて身動きが取れなくなると言い伝えられている。そのため縁起のよいものとして、敷居を少し削り取って持ち帰る者もいたという。同じ家については、当主が天狗の翼を射落とし、返す代わりに末代まで盗難から守ると誓わせたという由来も語られている。
- 広まり方
- 1991年の『常民』所収、中央大学民俗研究会による愛媛県南宇和郡城辺町の調査報告書に記録がある。
- 地域
- 愛媛県愛南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ