とらじゅまる
虎寿丸
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 3年3か月神に祈った末に授かり3年3か月胎内にいた虎寿丸は、17、8歳で修行に出て殿様の娘を娶り、両親ともども養子に迎えられた。
- 細部
- 子のない夫婦が三年三か月ものあいだ神様に子を授けてほしいと祈り続けたところ、ようやく妻が身ごもった。しかしその子はさらに三年三か月ものあいだ胎内にとどまり続けたという。生まれた子は虎寿丸と名づけられ、十七、八歳になると修行の旅に出た。旅の先で殿様の子を嫁にもらい受けるまでに出世し、やがて自分の両親も呼び寄せて、一家そろって殿様の養子として迎え入れられたと語られている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された岩倉市郎「神様の申子」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ