とおるのだいじんのれい
融の大臣の霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 宇多院が河原院を訪れた際、旧主・源融公が生前の衣冠姿で現れたという幽霊譚の代表例。
- 細部
- 日本で語られる幽霊の多くは人の姿をとって現れるとされ、その最も古い例は『日本霊異記』に見られるが、当初は髑髏の姿で描かれていたのだという。ところが平安時代に入ると、幽霊は生きていたころそのままの姿で現れるようになったとされ、その代表例として、宇多院が河原院へお出かけになった際、かつてこの邸宅の主であった源融公が衣冠を身にまとった姿で現れたという話が文献に書き記されている。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究上方』に載った江馬務「妖怪変化ものがたり」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ