とまくらやま
戸枕山
国内
場所・異界
- どんな話か
- 天岩戸を担いだ神が疲れて昼寝した山とされ、そのいびきが聞こえると大夕立が来ると語られた。
- 細部
- 光を放つ女神が岩穴へ籠もって世界が闇に沈んだとき、タジカラオノミコトが岩戸を退けて明るさを取り戻した。その神は岩戸を背負ったまま地上へ下りたものの、美ヶ原のあたりでとうとう疲れ果て、横になって眠ってしまったという。戸を枕にしたことからこの山を戸枕山と呼ぶ。山の方角からいびきのような音が響いてくると激しい夕立が襲うといわれ、これを戸枕夕立と呼んだ。神の眠りが終わるまで雨は降り続くと考えられていた。
- 広まり方
- 1987年刊『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第一二編口頭伝承第二章伝説の山の伝説(細川修・松本清人)に載る。
- 地域
- 長野県長和町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ