ときわごぜん
常盤御前
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 常盤御前が子を連れて杖をつき渡った瀬に竹杖を刺すと竹やぶになったといい、祈願した滝には御前自らが刻んだという不動像が残る。
- 細部
- 常盤御前が幼い子どもたちを連れてある浅瀬を渡った際、杖代わりにしていた竹の杖をついて歩いたことから、その場所は常磐の瀬と呼ばれるようになったという。そのとき岸辺に立てておいたその竹杖からやがて芽が出て根付き、竹やぶへと育っていったと伝えられている。また、常盤御前が滝に向かって祈願を捧げた場所は常磐不動の滝と呼ばれ、そこに安置されている不動明王の像は常盤御前自身が刻んだものだとも語られている。杖や像といった御前自身にゆかりの品が、その後も土地の名の由来として残り続けていることになる。
- 広まり方
- 1973年の『伝承文学研究』所収、松浪久子「大和地方における常盤御前伝説」に記録がある。
- 地域
- 京都府南山城村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ