てづかはら
手塚原
国内
場所・異界
- どんな話か
- 身元の分からない人の手首が落ちていた場所に塚を築いて葬ったことから付いた地名。
- 細部
- ある日、切り口も新しい人の手首がひとつ落ちているのが見つかった。誰のものかを探し回っても手がかりはなく、身元は最後まで知れなかった。人々は放っておくわけにもいかず、落ちていたその場所に塚を築いて葬ったという。以来この一帯は手塚原と呼ばれる。怪異そのものを語るというより、無縁の死者を土地の名として記憶にとどめた話である。
- 広まり方
- 1984年の『伊那』所収、原董「下条の伝説」に採録されている。
- 地域
- 長野県下條村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ