ててのすいき
テテノスイキ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 先祖が犬の肝を入れられて生き返ったと語られる家筋はテテノスイキと呼ばれ、犬の筋という意味で婚姻において差別を受けてきた。
- 細部
- 上宝町にはテテノスイキと呼ばれる家筋の言い伝えがある。テテノスイキとは犬の筋という意味を持つ言葉で、この家筋の先祖にあたる人物が、かつて命を落としかけたときに犬の肝を体に入れられて生き返らされたことがあると語られている。この由来のために、テテノスイキの家筋は他の家とは異なる特別な血筋とみなされ、婚姻の場面などで長らく差別的な扱いを受けてきたのだという。人と動物の境をまたぐ由来を持つがゆえに周囲から敬遠された家筋の例である。
- 広まり方
- 1958年の『民俗採訪』掲載、國學院大學民俗学研究会「岐阜県吉城郡上宝村」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ