てるひのまえ
照日の前
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 元禄期、悲恋の末に入水した照日の前という娘が竜神となり、雨乞いの神として祀られたと伝わる。
- 細部
- 庄原市の西城町と比和町に伝わる話では、元禄の頃に宮景盛という人物の娘であった照日の前が、かなわぬ恋に苦しんだ末に身を投げ、竜神となって天へ昇ったとされる。日照りで水に困ったときはこの地で雨乞いの神事を行い、近くの弁天社から小さな蛇が現れて動き回ると、まもなく雨が降り出すと信じられていた。また、手厚く供養を行うと照日の前はもとの娘の姿を現し、一曲歌を残してから姿を消したとも語り伝えられている。
- 広まり方
- 1978年刊『広島県史 民俗編』所収、村岡浅夫「県北の伝説」に記録がある。
- 地域
- 広島県庄原市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ