てんにょのはごろも
天女の羽衣
国内
場所・異界
- どんな話か
- 羽衣を取られた天女が農夫と結婚したが、記憶が戻り天へ帰ったという、羽衣石山の名の由来となった伝説。
- 細部
- 湯梨浜町の羽衣石山という山の名の由来として伝わる話。あるとき天女が地上に舞い降りると、そこに居合わせた農夫が脱いであった羽衣をこっそり取り上げてしまった。天へ帰る手立てを失った天女はやがて天上の記憶をなくし、人間としてその農夫と夫婦になって暮らし始め、二人の間には子も生まれたという。ところがある日、何気なく羽衣に袖を通した拍子に天上の記憶が一気によみがえり、天女はそのまま空へ帰っていった。この出来事にちなみ、山は羽衣石山と呼ばれるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1933年の『郷土研究』所収、倉光清六「或る羽衣説話について」に記録がある。
- 地域
- 鳥取県湯梨浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ