てんのうはかのたたり
天王墳の祟り
国内
場所・異界
- どんな話か
- 誕生仏が出土したとされる塚で、ここから物を持ち去ると祟りがあるとして手つかずのまま残されてきた。
- 細部
- 天王墳は誕生仏が出土したとされ、かつて五重塔もあったと推測される由緒ある塚である。ここから物を持ち去ると祟りがあると恐れられ、墳は篠の生い茂る野原のまま、誰も手を加えずに残されてきた。誕生仏が出た塚を手つかずにしている点は、忌地として扱われている近隣の京塚の言い伝えと共通している。内田清司が『茨城の民俗』1985年の「稲敷の病人田(忌地)伝説」に記録した稲敷市の事例である。
- 広まり方
- 1985年の民俗調査報告に、他の忌地とあわせて収められている。
- 地域
- 茨城県稲敷市
- 年代
- 不明(1980年代に採録)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ