てんのおさんのき
てんのおさんの木
国内
場所・異界
- どんな話か
- 伐採を禁じられた神木で、枝を落としただけでも祟りを受けて発熱すると恐れられた。
- 細部
- てんのおさんに属する木には刃を入れてはならないとされてきた。伐ろうとすれば白い蛇が現れると語られ、幹どころか枝を払っただけでも障りがあり、熱を出して臥せることになるという。さらにこの場所は女性の立ち入りを許さない女人禁制の地でもあった。白蛇の出現と発熱という二重の罰、そして性別による立ち入り制限が重なることで、単なる樹木ではなく手を触れてはならない領域として区切られている。
- 広まり方
- 1975年の『あゆみ―玉川町の民俗 愛媛県越智郡―』に載る越智忠男「木地もんの話」に見える。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ