てんめい
天鳴
国内
場所・異界
- どんな話か
- 1795年8月24日の夕方から明け方にかけ、京の東方でたびたび大鼓のような音が鳴り響き、古来の将軍塚鳴動になぞらえて語られた。
- 細部
- 1795年(寛政7年)8月24日、日が暮れる少し前から京の東の方角でにわかに音が鳴り始めた。その響きはまるで大きな鼓を打ち鳴らしているかのようで、一晩じゅう間欠的に聞こえ続け、ようやく夜が明ける頃になって静まったという。京の東方といえば古くから将軍塚が鳴り動くという言い伝えがあり、この夜の怪音もその将軍塚鳴動の一例として書き留められている。異変や国家の一大事に先立って塚が鳴ると信じられてきたことから、この記録も何らかの前触れとして受け止められた可能性がある。
- 広まり方
- 日本随筆大成第二期1974年収録、柳原紀光「閑窓自語」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ