いちやまつ
一夜松
国内
場所・異界
- どんな話か
- 天暦年間、都島区のある地に一夜で松が生じて霊光を放ち、勅使を通じて難波の梅を慕う神託があったという。
- 細部
- 村上天皇の治世である天暦年間のこと、大坂のある場所に一夜のうちに一本の松が生え出て、その梢からは不思議な光が発せられていたという。この出来事が朝廷に奏上されると勅使が現地に遣わされ、その夜のうちに神託が下った。告げによれば、この松は難波に咲く梅を慕ってこの地までやって来たのだという。天満の地名由来にも連なるとされる霊木の言い伝えである。
- 広まり方
- 1983年の『続日本随筆大成別巻』所収、玉田永教「年中故事」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ