さいせんをおしんだばつ
賽銭を惜しんだ罰
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 神社で賽銭を供えずに願い事だけをした者の家に、天狗が火を放ったとされる話。
- 細部
- 常陸太田市町田地区では、神社へ参拝した人が賽銭を納めず、願い事だけを頼んだところ、天狗様がその人の家に火をつけたとの話が採録されている。神前で供えを欠いた行為への罰として火事が起きる筋立てであり、天狗は神域の秩序を守る存在として描かれる。信心のあり方を問う戒めの教訓譚である。東洋大学民俗研究会の『町田の民俗―茨城県久慈郡水府村町田地区―』1988年、「九 口承文芸」に収められた記録である。
- 広まり方
- 1988年の民俗調査報告書『町田の民俗』に、地域の言い伝えとして記録されている。
- 地域
- 茨城県常陸太田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ