みなみさんりくちょうのすぎでめをついたてんぐ
南三陸町の杉で目を突いた天狗
国内
場所・異界
- どんな話か
- 北方の岩木山からやってきた天狗が杉の梢で目を突いたため、その杉を切って大石を乗せたという由来話。
- 細部
- むかし、はるか北にある岩木山からこの地まで飛んできた天狗が、うっかり杉の梢で目を突いてしまったのだという。その不始末のもととなった杉の木は切り倒され、代わりに大きな石が据え置かれた。これを天狗石と呼び、地名の天狗岩もこの故事にちなむものだと伝えられている。空を飛ぶはずの天狗が思わぬ怪我をしたという、どこか人間味のある失敗譚として語り継がれてきた。
- 広まり方
- 『旅と伝説』(1931年)掲載の平田芳光「陸前旭浦に伝説を訪ねて」に記録がある。
- 地域
- 宮城県南三陸町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ