てんぐいわようすい
天狗岩用水
国内
場所・異界
- どんな話か
- 力自慢の男が天狗にさらわれた後マタリ神に助けられた話と、天狗の力で切り開かれたという用水の話が伝わる。
- 細部
- 力自慢で知られたある男が子供と相撲を取った後、天狗にさらわれるという出来事に見舞われたが、マタリ神という神の助けによって無事に戻ることができた。それから百年ほどが過ぎ、この男の子孫にあたる老人が病に伏せっていたとき、その子供が体を震わせながら何かに憑かれたような様子で口走り始めた。大切にすべきものを粗末に扱い、神への感謝を忘れているために親が病気になっているのだと告げたという。また別に、この地の天狗岩用水は、人の手だけでは難しかった水路の開削が天狗の助けによって成し遂げられたものだと語られている。
- 広まり方
- 1952年刊『上毛民俗』所収、今井喜一郎「続 巫祝見聞記」および1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』に記録がある。
- 地域
- 群馬県前橋市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ