えどへとうふをかいにいくしゅげんじゃ
江戸へ豆腐を買いに行く修験者
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 修験者の頭分の家で幾代か前の当主が驚くほどの早足で江戸まで豆腐を買いに通い、周囲から天狗だと噂されたという話。
- 細部
- 足利には修験者の頭分を務める家があった。この家の当主のうち、幾代か前にあたる人物は非常な早足の持ち主で、毎朝の味噌汁に入れる豆腐を、なんと江戸の豆腐屋まで自ら買いに行っていたという。往復するには相当な距離があるにもかかわらず、朝の支度に間に合わせてしまうその健脚ぶりから、付近の人々はその修験者を人ならぬ天狗ではないかと噂していたと伝えられている。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』所収、中山丙子「続足利の話」に記録がある。
- 地域
- 栃木県足利市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ