てんちゅう
天誅
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 枚方市穂谷の寺の僧が、母の葬式費用を借りながら遊興で使い果たした後、病を得て不自由な体になったという話。
- 細部
- 河内国穂谷というところにあった一向宗の寺に、たいへんな親不孝者として知られた僧がいた。あるとき、京都の本山に滞在していたこの僧のもとへ、母が亡くなったという知らせが届く。僧は寺から葬式の費用を借り受けたものの、それを弔いには使わず遊興につぎ込んで使い果たしてしまった。その後、河内へ戻った僧はほどなくして病にかかり、体の自由がきかない身となってしまったという。これはまさに天誅と呼ぶべき報いであろうと語られている。
- 広まり方
- 1980年の『続日本随筆大成』所収、中村新斎「閑度雑談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府枚方市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ