てなしむすめ
手無し娘
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 継母に手紙を書き換えられて腕を落とされた嫁が、大師の力で手を取り戻す昔話。
- 細部
- 継子として育ったお杉は殿様に嫁ぎ、夫の留守中に男児を産む。その知らせの手紙を継母が鬼の子が生まれたと書き改め、鬼の子でも育てよという返書までも、片腕を斬って追い出せという文面に変えられてしまう。子を背負って家を出たお杉の前にお大師様が現れて失った手を戻し、代わりに継母は両手を失った。信濃の峠で餅を売って暮らしていたところ、探し歩いた殿様が母子を見つけて連れ帰ったと語られる。
- 広まり方
- 1968年の『あゆみ―忽那諸島の民俗―』所収、森正史監修「昔話」に収められている。
- 地域
- 愛媛県松山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ