たつのかべ
龍の壁
国内
場所・異界
- どんな話か
- 二つの川が合わさる地点にある大岩で、龍の口が開く限り集落は火を免れるという。
- 細部
- 鷲見川と高時川が出会う場所に、龍の壁と呼ばれる大きな岩がある。その姿は龍を思わせ、口にあたる部分が開いている間は、鷲見の集落が火に見舞われることはないと信じられてきた。口が開いた形を保っていること自体が、そのまま火伏せの証と受け止められてきたわけである。自然の造形を村の安全と重ね合わせ、日々目にする岩そのものを守りとして扱った言い伝えといえる。
- 広まり方
- 1970年刊『余呉村の民俗―滋賀県伊香郡余呉村―』の第九章、東洋大学民俗研究会による口承文芸の報告に載る。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ