たていわ
立岩
国内
場所・異界
- どんな話か
- 川際にそびえる大岩の割れ目は、鬼が三度に分けて運び積んだ継ぎ目だと語られる。
- 細部
- 川のほとりに高さ六十メートル、直径十メートルほどの巨岩が立っており、その表面には全体をおよそ三つに分けるあたりに割れ目が走っている。これは昔、鬼がこの岩を三回に分けて運び上げ、順に積み重ねていった跡なのだと伝えられてきた。自然の岩の裂け目を、人ならぬ力の作業の痕跡として説明する型の伝説であり、規模の大きさそのものが鬼のしわざという説明を支えている。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第12編口頭伝承、細川修・松本清人による石の伝説の項に収められている。
- 地域
- 長野県南相木村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ