たたりのあるた
祟りのある田
国内
場所・異界
- どんな話か
- 田を奪われた男の言い残した言葉のせいで、その田を耕す者に不幸が続いたという土地の話。
- 細部
- 大村のあたりに辻蔵という人がいた。もともと多くの田を持っていたが、人が良かったために周りから少しずつ取り上げられ、手元の田は減ってしまった。辻蔵は、この田を作る者には祟ってやると言い置いて世を去ったという。以後、その田を持った者は思いがけない死に方をしたり、大病を患ったりと不幸が絶えなかった。農地解放を経て新たに持ち主となった者が、辻蔵の霊を祀ったと伝えられる。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の伝説の章、田と原の伝説の項に収められている。
- 地域
- 長野県阿南町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ