たぬきちのたたり
タヌキ地の祟り
国内
場所・異界
- どんな話か
- 岩神さんの東の田はタヌキ地と呼ばれ、田を作ると必ずよくないことが起こる狸の祟りが地名の由来になったという。
- 細部
- 香川県高松市東植田町にある話である。岩神さんと呼ばれる場所の東側に広がる田んぼは、古くからタヌキ地という名で呼び習わされてきた。この田を新しく耕して作ろうとすると、決まって何か良くない出来事が起こると言われ、村人たちはこれを岩神さんに棲む狸の祟りだと考えていた。狸の怒りを買う場所として避けられ、そこから狸地という地名がそのまま定着したのだと伝えられている。田をめぐる祟りの言い伝えが地名の由来として今日まで残っている例である。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』所収、北條令子の記述(第二章第八節、地名の起こり)に記録がある。
- 地域
- 香川県高松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ