たにざかのかい
谷坂の怪
国内
場所・異界
- どんな話か
- 昭和30年代ごろ、女生徒の間で夕暮れの谷坂を通ると恐ろしいものに遭うと評判になり、実際に不気味な体験をした者もいたという。
- 細部
- 高鍋町の谷坂は、1960年ごろ女生徒たちの間で恐れられた坂道である。日が暮れてから一人で通ると、地元でオジモンと呼ばれる恐ろしいものに出くわす、正体不明の怪異に見舞われるという噂が広まっていた。実際に墓地のわきを歩いていたときに土砂がばらばらと崩れ落ちてきた、急に髪の毛が逆立つ感覚を覚えたなど、具体的な体験を語る生徒も現れ、坂そのものが不気味な場所として語り継がれるようになった。
- 広まり方
- 1999年刊行の『宮崎県史 別編 民俗』所収、矢口裕康「民俗表現の形態」の音声表現の項に記録されている。
- 地域
- 宮崎県高鍋町
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ