たまつひめ
玉津姫
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 顔の痣で縁遠かった玉津姫が三輪大明神に祈ると、炭焼き小五郎という夫を得るとの告げがあったという。
- 細部
- 門司区に伝わる玉津姫、あるいは玉依姫と呼ばれる姫の話である。高貴な生まれの姫であったが、顔に痣が浮いていたために縁談がまとまらず、長らく独り身のままであった。思い悩んだ姫は、縁結びの神として知られる三輪大明神のもとへ七日七晩にわたって籠もり、祈りを捧げた。祈願の最後の夜、社殿で横になっていると神々しい声が響き、自分の夫となるのは三重の炭焼き小五郎という男で、夫婦になれば大変な富を得られるとの告げがあったという。朝を迎えた姫は、その夜聞いた言葉のとおりに動いたと伝えられている。
- 広まり方
- 1928年の雑誌『旅と伝説』に掲載された高木秋風「北九州の旅と伝説」に記録がある。
- 地域
- 福岡県北九州市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ