かいしゅうをのぞんだししゃのたましい
改宗を望んだ死者の魂
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 改宗の意向を伝えに寺を再訪した病人が、実は前夜すでに死んでいたことが分かったという話。
- 細部
- 浅草で長く病を患っていた男は、改宗を願って菩提寺を訪れ、住職の了解を得た。それでも病状が良くならず、死んだらこの寺に葬ってほしいと、もう一度寺へ姿を見せた。住職が不審に感じて調べさせると、男はその訪問の前夜、すでに息を引き取っていたことが分かった。文政7年の出来事として、滝沢馬琴の『兎園小説』に収められた記録である。『日本随筆大成』第2期(1973年)に掲載され、所在地は台東区とされる。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第2期』(1973年)所収の滝沢馬琴『兎園小説』に記された話。
- 地域
- 東京都台東区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ