たましい
魂
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 死期の近い病人に請われて窓を開けると魂が抜け出るといい、魂は死の前後にも飛ぶという。
- 細部
- 命の危うい病人が窓を開けてほしいと言い出しても、その求めに応じてはならないとされる。開け放った先から魂が外へ出て行ってしまうからだという。また魂が体を離れるのは息を引き取る瞬間に限らず、亡くなる二、三日前にも、あるいは死んだ後にも飛ぶと語られている。魂は肉体に固く結びついたものではなく、家の開口部を通って自在に出入りする軽やかなものとして捉えられており、看取りの場での具体的な振る舞いに禁忌が結びついていたことがわかる。
- 広まり方
- 1964年の『民俗採訪』に國學院大學民俗学研究会が報告した滋賀県甲賀郡信楽町多羅尾の調査記録による。
- 地域
- 滋賀県甲賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ