たまものまえ
玉藻前
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 上皇の寵愛を受けた美女の正体が妖狐だったとされる伝説。逃れた先で殺生石になったと語られる。
- 細部
- 玉藻前は、平安時代末期に鳥羽上皇の寵愛を受けた美女の正体が妖狐だった伝説である。宮中で寵を得ていた彼女は陰陽師に正体を見破られ、下野国の那須野原へ逃れた。討たれた後も執念が石に宿り、近づく生き物を殺す殺生石になったと伝わる。九本の尾を持つ狐という設定は後世の読本で定着し、伝説の舞台として栃木県那須町に残る。
- 広まり方
- 御伽草子や能で語られ、江戸時代の読本や浮世絵で九尾の狐の像が広まった。
- 地域
- 栃木県那須町
- 年代
- 室町時代(14世紀の史書に記載)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ