たま
魂
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 大正末、若い嫁の家に色を持つ尾を引く光が飛び込み、同じころ外出中の夫が急死したという話。
- 細部
- 神戸市兵庫区でのこと、大正の末頃、嫁いだばかりの女性が夕暮れに庭先の洗濯物を取り込んでいたところ、玄関の方角から青みとも黄みともつかない光の帯が尾を引きながら飛び込んできた。あまりの恐ろしさに声を上げて気を失ってしまったが、ちょうど同じ時刻、外に出ていた夫は行った先で急に倒れ、脳の血管が破れて息を引き取っていたという。二つの出来事が同時に起きていたことから、この光は虫の知らせとして飛来したものと語り継がれている。
- 広まり方
- 1952年の『兵庫民俗』所収、森俊秀「ショウネンダマの話―神戸近郊の経験とその分類―」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県神戸市
- 年代
- 大正
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ