たこやくしのいぼなおし
たこ薬師のいぼ治し
国内
人型の怪異
- どんな話か
- たこを断って祈願した女たちの体中のいぼが、数日のうちに次々と消えていったという霊験譚。
- 細部
- 体にたくさんのいぼができて悩んでいた女が、目黒のたこ薬師に「たこは食べません」と誓って一晩祈願したところ、たちまちいぼが落ち始め、二、三日のうちにすべて消えてしまったという。額に多くのいぼができて困っていた別の女も、同じたこ薬師に祈ったところ十日ほどですべて消えたと伝わる。特定の食べ物を断つという誓いだけで、体の異変が短期間で完全に消え去る点が異様とされる。
- 広まり方
- 松平定信『花月草紙』が『日本随筆大成』第三期(1976年)に収められている。
- 地域
- 東京都目黒区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ