たきやまじんじゃ
滝山神社
国内
場所・異界
- どんな話か
- 肝試しで滝山神社へ子を背負い参ったオタキサンは、帰路で子の首を失い池に身を投げたと伝わる。
- 細部
- 夜なべ仕事の最中、女衆たちが日野町黒坂にある滝山神社まで夜中に行って戻ってこられるかどうかを賭けたことがあった。気丈な嫁であったオタキサンが名乗りを上げ、二歳になる我が子を背にくくりつけて社まで参ってみせた。無事に戻る道すがら、後ろから「おかしいなー、おかしいなー」という声が聞こえてきたという。家に着いて乳を飲ませようとして降ろしてみると、子の首だけがどこにも見当たらなかった。これを深く嘆いたオタキサンは、神社前の池へ身を投げて命を絶ったという。以来その池はオタキの池と呼ばれるようになったと伝わる。
- 広まり方
- 1989年の『常民』に、中央大学民俗研究会がまとめた鳥取県西伯郡西伯町の調査報告書として収録されている。
- 地域
- 鳥取県南部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ