たきつぼ
瀧壷
国内
場所・異界
- どんな話か
- 志和の大滝の滝壺の主は一丈を超える大木を引き込むため、長い木を運ぶときは「九尺、九尺」と唱えてやり過ごすという。
- 細部
- 志和にある大滝の滝壺には主が棲んでいるとされ、長さが一丈を超えるような大木を近くで運ぶと、その主に滝壺の中へ引き込まれてしまうといわれていた。そのため、たとえどれほど長い木を扱っていても、実際の寸法を隠して「九尺、九尺」と繰り返し唱えながら通ると、主に気づかれず無事に滝壺のそばを通り過ぎることができると伝えられている。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』所収、佐々木喜善「鳥虫木石伝」に記録されている。
- 地域
- 岩手県紫波町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ