たけこまじんじゃ
竹駒神社
国内
場所・異界
- どんな話か
- 承和2年、小野篁が稲荷山の分霊を武隈の森に祀ったのが起こりで、能因法師が竹駒寺を開いて別当としたという。
- 細部
- 承和2年(835)4月、国司として多賀国府へ赴くことになった参議小野篁は、陸奥の地に京の稲荷山の分霊を勧請しようと、これを長櫃に収めて下向した。千貫松のふもとまで来たとき、長櫃の中から一匹の白狐が八度鳴きながら飛び出し、武隈の森へと駆け込んでいったという。篁はこれを神からここに社を建てよとの告げと受け取り、その場所に分霊を祀った。のちに陸奥へ下った能因法師が、竹馬にまたがって戯れていた子供たちに尋ねたところ、篁卿が建てたその社のありかを教えられたのだという。これを機に能因法師は寺を開き、竹駒寺と名付けてこの社の別当とした。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』伝説・祠堂の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県岩沼市
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ