たかつきわ
高月輪
国内
場所・異界
- どんな話か
- 草も雪も寄せつけない丸い地面があり、権現の神が夜ごと馬で通う場所だと伝わる。
- 細部
- 小田井の広い野の一角に、草の生えない円い地面があるという。そこだけは雪も霜も降りず、輪の太さは一尺ほど、差し渡しは一町ほどに及ぶとされた。土地の言い伝えでは、野の向こうにそびえる木幡山の峰に鎮まる権現の神が、毎晩馬に乗ってここへ遊びに来るためだと説明される。実際に轡の鳴る音を耳にしたという者もあり、目に見えない通行を音と地面の異変から読み取る語り方になっている。
- 広まり方
- 1976年刊の『日本随筆大成』第一期に収める大朏東華『斉諧俗談』に記されている。
- 地域
- 長野県佐久市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ