都市伝説データベースのトップへ

噂の出所をたどる

都市伝説データベース

国内と国外に分けて引ける非公式アーカイブ/urban-legend.1llum1n4t1.org

高島おばけのイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

たかしまおばけ

高島おばけ

国内 場所・異界
どんな話か
小樽沖で発生する上位蜃気楼の呼び名。江戸末期の探検家・松浦武四郎が航行中に目撃し記録したことから、この名で呼ばれるようになった。
細部
「高島おばけ」は小樽市の高島岬沖・石狩湾でまれに発生する上位蜃気楼(虚像が実際の景色より上方に浮かび上がって見える蜃気楼)の呼び名である。弘化3年(1846年)5月、探検家の松浦武四郎が小樽沖を船で航行中、乗員から「今日は高島のオバケが出る」と教えられてこの蜃気楼を目撃し、著書『西蝦夷日誌』『再航蝦夷日誌』にその時の様子を詳しく記録している。この現象が起きると、小さな岩磯が大きく見えたり、粗末な漁小屋が宮殿や楼閣のように見えたりするという。上位蜃気楼は国内では富山湾など限られた場所でしか継続的に観測されない珍しい現象で、小樽沖での発生は年間10回ほど、規模の大きなものは年1回程度とされる。
広まり方
江戸時代の紀行文に記録されて以来、地名にまつわる言い伝えとして地元で語り継がれ、現在は小樽市が公式に紹介する郷土の自然現象としても知られている。
地域
北海道小樽市(高島岬沖)
年代
江戸時代
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

← 19417 件の一覧へ戻る